運動会協会公認のイベントとして山口県山口市で、山口情報芸術センター[YCAM]主催の、「スポーツハッカソン+第1回 未来の中園町の運動会」が開催されます。
このイベントは、YCAMが市民と協働しながら実施するアートプロジェクト「meet the artist 2022:メディアとしての空間をつくる」の一環として行われます。
開催日時:2022年
5月6日(金)スポーツハッカソン
11:00〜18:00
5月7日(土)未来の中園町の運動会
13:00〜17:00
場所:山口県山口市中園町某所
定員:16名(応募は4月27日で締切られています)
スポーツハッカソン+第1回 未来の中園町の運動会
meet the artist 2022 メディアとしての空間をつくるについて
以下、開催までの様子を聞きました。
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これまでの未来の運動会は、体育館や、劇場など大きな空間を使うことが多かったようですが、今回の会場は築85年の空き家を借りており、家での未来の運動会は初めての試みだそうですね。
大きな空間に比べ「家」という狭い空間で行うので、頭を打ちそうな部分はクッション材をつけて養生をしたり、弱くなった窓ガラスは外しました。フィールドは畳のため、上履きは履かず、靴下の状態でデベロップレイするので、足をぶつけそうな部分もクッション材で保護しています。ところどころ壁に打たれた釘の位置など、危険な場所はみんなで把握して安全対策を兼ねた会場整備を行っています。
一方で、ところどころに打たれた釘は、会場内で万国旗を飾るのに活用できたり、少しふにゃふにゃした床板も会場のユーモラスとして楽しめたらいいなと思います。
使用する道具については、家にありそうなものを使う場合、どんなものが使えそうかみんなでアイデアを出し、実際に家にあるそれらを各自で持参してデベロップレイを楽しむ予定です。
今回、「スポーツハッカソン」や「未来の運動会」に参加したことがない人が多数となっており、何を考えながら運動会をつくっていったらいいのかを、時間をかけてみんなで話し合いながら、同時に手も動かしながら準備を進めてきました。
「未来の中園町の運動会」では、デベロップレイヤー自身が、出場者として競技を楽しみつつ、この「家」は住宅街にあるので、近所のみなさんにも応援にきてもらえるよう、外壁を使って運動会の案内を掲示します。(当イベント、制作進行の方の声)
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当日は、運動会協会からも視察に行く予定なので、さらなる発見を楽しみに、空き家での未来の運動会について、またレポートできたらと思います。